G&W Design Life

『1分で話せ』レビュー

1分で説明するということ

私は話すのも、文章を書くことも非常に苦手だ。デザインの整理整頓はできても、言葉の整理ができない。
主語や述語、接続後の並べ方もわからず混乱してしまい、最後には何が言いたかったのかわからなくなってしまう。
親しい友人や身内なら私のこうした特徴を理解してくれているおかげで話ができるのだが、少し緊張した場所の場合はそれが特にひどく表れる。
面接やプレゼンといった、初対面・大勢の前で話すとパニックになってしまうのだ。
こうした事をもう少し改善したいなと思い、『1分で話せ』の本を手に取った。

考える=結論を導き出す行為である

知識はすでに『自分の中にあるデータ』、『情報とは自分の外にあるデータ』。
”考える”とは、この2つの情報を加工して結論に導き出すという事。

その1 : 聞き手はどんな人か知る

・どういう立場にいるのか
・どんなことに興味があるか
・どんな事をこのプレゼンで求めているか
・専門的な言葉についてどれくらい知っているか
・どんな風に言うとネガティブな反応をするのか

話やプレゼン資料をまとめる上で、聞き手にあった内容に落としむ。
webデザインで言えば、サービスのペルソナといった所でしょうか。
どんなに人に何を伝えたいかを明確にしていく事が大事です。

その2 : ゴールを明確にする

伝えるとは、相手に次のアクションをさせると言う事。
『新しい開発環境を作りたいです』よりも『新しい開発環境を作りたいので、部長からもお話して頂いてもよろしいでしょうか?』がより伝わる。

・相手の意見を聞き出したいのか
・相手が賛成してくれたらいいか
・相手にどう動いてもらいたいか

次のアクションをしやすいようにゴールを伝える。

その3 : プラミッドで主張と結果をロジカルに伝える

事例やデータを並べても、相手がそこから何を汲み取るかわからなければ意味がない。

(1)前提を聞き手と共有する
(2)ピラミッドの頂上は結論
(3)その根拠は3つにする(意味は繋がっているか?)
(4)それぞれの根拠に事実を2つ入れる(実際伝える時はその中の1つくらいで問題なし)
話す時に『根拠が3つあります』と言ってからその根拠を答えた方が聞き手が理解しやすい&メモも取りやすい。
それは、相手の頭の中に自分が伝えたい事の骨組みや中身を『移植』する作業なのだ。

頑張った事や笑いは伝える時には話さない

資料の説明をする時に『部署の中にある全ての膨大なデータを0から確認・調査した結果』などと頑張りや苦労を添えたくなったりします。(これ、私よくやっていた笑)
でも、これって聞き手にはどうでもいい事で結論が重要何ですよね。
他にも気を使いすぎた言い方も、相手が混乱してしまうことになりかねない。『Aさんの案も非常によく、資料も丁寧だった。Bさんのプランもポテンシャルを感じており…』と結論まで余計な事も聞かなくてはならない。

イメージを想像させる

上手に、わかりやすく相手に伝えるだけでは理解はできても行動にかける。
人は結局、感情に訴えてこそ次のアクションを自発的にやりたくなるのだ。
そのためには相手にそれらが簡単に想像する事ができ、よりよくなる未来を描けるかどうかだ。
キーワードを並べるだけでなく、よりイメージに近しい写真を資料に入れると良い。
さらにその写真の中に自分を当てはめられるよう、人の存在があると最高。
イメージが無い場合や、さらにその世界へ引き込みたい時は『想像してみてください、あなたがもしこの世界を経験できるとしたなら』『すばらしいと思いませんか』と語りかける。

一言で表現できる言葉で伝える

簡単・完結にしたキャッチーな言葉の造語で伝える。(サービス名のイメージ)
例)お掃除に最適な新しいモップのです → お掃除クイックルワイパー
印象的な言葉は記憶に残りやすい。

Profile

エディトリアルデザイン・グラフィックデザインを経て数年前Webデザイナーに転身した30代デザイナーです。現代アートや地域とデザイン、ヒト・モノ・コト全般に興味があり。
イラストを描くのが好き。プログラミングはまだまだわからない事も多く初心者なんでメモ&学習としてこのブログを開設しました。どうぞよろしくお願い致します!

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